ゲームのメモリは16GBで足りる? 人気300本の推奨を数えた結果
ゲームを遊ぶPCのメモリは16GBで足りるのか、32GBにしたほうがいいのか。ゲーム会社が出している推奨スペックを、人気の上位300本ぶん数えて確かめました。
結論
今の推奨なら16GBでほぼ届く。ただ、推奨のメモリは新作ほど増えている
人気の上位300本のうち、推奨にメモリが書いてある258本では、16GBで243本の推奨に届きます。一方、推奨に16GB以上と書くゲームは年ごとに増え、2025年に出たゲームでは53%でした。32GB以上はまだ4%です。これから数年使うPCや、配信・録画を同時にする人は、32GBも考えます。
最低と推奨のメモリを並べると
当サイトで判定できるゲームを人気の順に並べ、上から300本の必要スペックに書かれたメモリの量を数えました(2026年10月23日時点)。最低は8GBが155本でいちばん多く、推奨は16GBが137本でいちばん多くなります。
8GBのPCで推奨に届くのは、258本のうち99本です。最低なら届くゲームは多いものの、推奨の画質で遊ぶには足りないことが多くなります。
推奨のメモリは、新作ほど増えている
人気の上位に限らず、判定できるゲームのうちSteamの発売日が分かるものを、発売年ごとに分けて数えました。推奨に16GB以上と書くゲームの割合は、ほぼ毎年増えています。
| 発売年 | 本数 | 16GB以上 | 32GB以上 |
|---|---|---|---|
| 2016 | 77 | 5% | 0% |
| 2017 | 121 | 11% | 0% |
| 2018 | 129 | 19% | 1% |
| 2019 | 135 | 16% | 0% |
| 2020 | 182 | 24% | 0% |
| 2021 | 223 | 29% | 2% |
| 2022 | 221 | 37% | 1% |
| 2023 | 290 | 42% | 1% |
| 2024 | 377 | 48% | 3% |
| 2025 | 544 | 53% | 4% |
| 2026 | 904 | 58% | 5% |
2026年は、10月23日までに出たゲームと、発売日が決まっている予定のゲームです。
32GB以上を推奨にしているゲーム
人気300本の中で、推奨に32GB以上と書いてあるのは次の15本です。どれも、最低は16GBです。
| ゲーム(人気の順) | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE | 16GB | 32GB |
| Wuthering Waves | 16GB | 32GB |
| NTE: Neverness to Everness | 16GB | 32GB |
| ARK: Survival Ascended | 16GB | 32GB |
| Escape from Tarkov | 16GB | 64GB |
| 七つの大罪:Origin | 16GB | 32GB |
| Palworld / パルワールド | 16GB | 32GB |
| SILENT HILL: Townfall | 16GB | 32GB |
| STAR WARS ゼロ・カンパニー | 16GB | 32GB |
| 風燕伝:Where Winds Meet | 16GB | 32GB |
| Microsoft Flight Simulator 2024 | 16GB | 32GB |
| ボーダーランズ4 | 16GB | 32GB |
| Duet Night Abyss | 16GB | 32GB |
| Kingdom Come: Deliverance II | 16GB | 32GB |
| Windrose / ウィンドローズ | 16GB | 32GB |
このうちのどれかを遊ぶなら、32GBにしておくと推奨に届きます。16GBでも最低には届くので、起動はします。
16GBでは足りなくなるとき
1つは、上のように推奨が32GBのゲームを、推奨の画質で遊ぶときです。メモリが足りないと、読み込みのたびに止まったり、動きがかくついたりすることがあります。
もう1つは、ゲームと同時にほかのソフトを動かすときです。ブラウザ、Discordのような通話ソフト、OBSのような配信・録画ソフトも、それぞれメモリを使います。ゲームの推奨に書いてある量には、ほかのソフトの分は入っていません。
今のPCで足りているかは、遊んでいる最中のメモリの使い方で分かります。
- いつものゲームを起動して、しばらく遊びます。ブラウザや通話ソフトも、いつも通り開いておきます。
- Ctrl と Shift と Esc を同時に押して、タスクマネージャーを開きます。
- 「パフォーマンス」の「メモリ」を選び、「使用中」の量とグラフを見ます。
- 使用中の量が全体の量に近く、グラフが上のほうに張りついていれば、メモリが足りていません。
メモリを増やす前に確かめること
- 規格:今のPCと同じ規格(DDR4かDDR5か)のメモリを選びます。DDR4とDDR5は形が違い、差し替えられません。PCやマザーボードの型番で、メーカーの仕様表を見ると分かります。
- 空いている差し込み口:タスクマネージャーの「メモリ」の画面に、使っている差し込み口の数が「2/4」のように出ます。空きが無ければ、今のメモリを外して大きい容量に替えます。
- 2枚1組:同じ容量のメモリを2枚で使うと、多くのPCで1枚のときより速く動きます。16GBなら8GBを2枚、32GBなら16GBを2枚です。
- ノートPC:メモリが基板に付いていて、増やせない機種があります。仕様表の「メモリスロット」の欄で確かめます。
メモリとVRAMは別のもの
必要スペックの「メモリ」は、PC本体のメモリ(RAM)のことです。グラボに載っているメモリはVRAMと呼び、別に書かれます。メモリを増やしても、VRAMは増えません。VRAMの見方は推奨スペックの見方にあります。
よくある質問
メモリ8GBのPCでも、ゲームはできますか?
最低が8GB以下のゲームなら起動します。ただ、人気300本で推奨に届くのは258本のうち99本です。最近のゲームを推奨の画質で遊ぶなら、16GBが要ります。
メモリを増やすと、fpsは上がりますか?
足りないときに起きる止まりやかくつきは、増やすと減ります。足りている状態から容量だけ増やしても、平均のfpsはあまり変わりません。ただ、1枚より2枚で使うこと(デュアルチャネル)や、メモリの速さは、CPUの速さが効くゲームでfpsに出ます。容量の前に、2枚で使えているかを確かめます。
推奨が16GBで、PCも16GBです。足りますか?
推奨には届いています。判定で「余裕あり」を出す条件も、メモリは16GB以上です。推奨の量は、ゲームだけを動かしたときの目安です。配信や録画、ブラウザを同時に使うなら、遊んでいる最中の使用量を、上の手順で確かめます。
24GBや48GBのメモリは、判定ツールでどう選びますか?
選べる量に無いときは、少ないほう(24GBなら16)を選んでください。甘くない判定になります。
あなたのPCで確かめる
遊びたいゲームとPCを選ぶと、公式の最低・推奨と照らし合わせて、◎△×で判定します。